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詩歌集『あるいはまぼろしについて』 短歌・詩・俳句の融合作品を中心とした全21編を収録。 文庫本サイズで、あたたかみのある質感のカバーがかかっています。 書くことは手を放すこと対岸のあなたへ見せる遠い水切り まどろみの水晶体にミモザ咲く 落下する檸檬の種を見届けてあなたはそっと話しはじめる こわいね、後悔さえも失くすのは 羊歯の葉あかるい日陰に群れる でもそれは踊りのようで 万華鏡 どのビルも入口は混みあう とおく、というのは見えない場所のことで それは遥か海の向こうで風に吹かれる草原のことでも、 生まれる前に崩れてしまった石造りの塔のことでもあった ************ タイトル:あるいはまぼろしについて 著者:早月くら 本体価格:¥1,000 ページ数:172ページ 発行:2024年12月1日 カバー写真:早月くら デザイン:秋山ともす ************ ※あんしんBOOTHパックによる匿名配送になります
詩歌集『あるいはまぼろしについて』
短歌・詩・俳句の融合作品を中心とした全21編を収録。
文庫本サイズで、あたたかみのある質感のカバーがかかっています。
書くことは手を放すこと対岸のあなたへ見せる遠い水切り
まどろみの水晶体にミモザ咲く
落下する檸檬の種を見届けてあなたはそっと話しはじめる
こわいね、後悔さえも失くすのは 羊歯の葉あかるい日陰に群れる
でもそれは踊りのようで 万華鏡 どのビルも入口は混みあう
とおく、というのは見えない場所のことで
それは遥か海の向こうで風に吹かれる草原のことでも、
生まれる前に崩れてしまった石造りの塔のことでもあった
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タイトル:あるいはまぼろしについて
著者:早月くら
本体価格:¥1,000
ページ数:172ページ
発行:2024年12月1日
カバー写真:早月くら
デザイン:秋山ともす
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